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犬の膀胱炎

09年07月28日

膀胱炎は犬に比較的多い疾患であり、症状としては、痛みを伴う頻尿や排尿困難がみられます。しかし、散歩のときに少量ずつ排尿をしながら歩く習性の犬では膀胱炎をみすごしてしまうことがあります。また、膿尿といって炎症のために尿が白濁したり、粘膜からの出血があれば血液が混じり血尿となります。
膀胱炎はさまざまな原因により発生します。雌犬では細菌感染によるものが多く、他に結石、腫瘍、外傷などが原因になることもあります。一方、雄犬では前立腺が細菌感染に対する防御機能をはたしているので、雌よりも細菌感染による膀胱炎は発生しにくい傾向があります。しかし、慢性的な前立腺の疾患があると細菌感染をおこしやすくなります。このように、膀胱炎といってもさまざまな原因から起こってきます。上記のような症状が愛犬にみられたら、できるだけ早期に動物病院にご相談ください。