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ネコのSFTS(重症熱性血小板減少症候群)が当院でも診断されました。

25年08月17日

マダニが媒介するSFTS(重症熱性血小板減少症候群)が西日本を中心にネコやイヌ、ヒトの感染症が増加しています。今年になり8月初旬までに124人の方がSFTSに罹患したという報告がでています。2025年5月には三重県の獣医師が診察した猫からSFTSに感染し、命をおとすという痛ましい事例も報告されたことをご存じの方も多いのではないでしょうか。発症ネコは元気・食欲低下、39℃以上の発熱、黄疸、白血球減少及び血小板減少を主徴とし、嘔吐や下痢などの消化器症状も認められることもあります。先日、屋外にでる飼い猫がSFTSに罹患して当院に来院されました。三田市および周辺地域のダニにもSFTSが広がっていると考えられます。現在のところ、健康なネコやイヌ、屋内のみで飼育されているネコやイヌから、ヒトがSFTSウイルスに感染した事例の報告はありませんので、動物からの感染を必要以上に怖がることはないと思われます。できるだけ室内飼育を心掛け、ノミ・ダニ予防薬を使用することも重要であると考えられます。S.S

SFTS画像.jpg

https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/fnn/life/fnn-916222

致死率はイヌ26%ネコ64%・・。マダニが媒介するSFTSから家族とペットを守る対策。庭や公園で遊ぶときの注意点 dmenu ニュース