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動物医療と天気の関係性
21年07月20日
ヒト医療において病と天気の関係性はある程度証明されてきました。
"今日の天気"だけで直接病気になるわけでは無く、間接的に精神的な疾患やストレスの引き金にはなりうると考えられています。
イヌネコなど動物医療も同様です。
晴れの日に気持ちよさそうに日光浴をしていますよね。 それに伴って身体の中では幸せホルモンのドーパミンが出ているとされています。
あるイヌの報告では暴風雨不安症の症例のために治療を行い、良好な結果が得られたものもあります。また、寒い日には飲水量が減って尿石症が増えたりといった報告もあります。
近い将来、天気と病気との関係性が確立されると病気の早期発見や早期治療に繋がる一歩になるかもしれませんね。
H.F
この1カ月で猫の甲状腺機能亢進症の手術が4頭ありました。
21年07月20日
15歳10ヵ月、6歳5カ月、13歳、11歳4カ月とそれぞれ年齢は様々ですがすべて経過順調です。高血圧で視力をなくしている猫ちゃん、内服が合わず副作用がひどくて甲状腺値も下げることが困難のまま手術を行った猫ちゃん、甲状腺の位置が少しおかしかった猫ちゃん、内服により凝固系異常を強く起こしていた猫ちゃんといろいろでしたが皆さん無事手術を終えて順調です。地元のかたもおられますが京都、富山、大阪から連れてこられ飼い主様も猫ちゃんもご苦労様でした。すべて抗甲状腺薬をやめることができ内服も必要なくなっています。両側摘出した猫ちゃんもカルシウム値も大丈夫です。みんな長生きしてね。内服療法が合わない方、治療から解放されたい方、長生きさせてあげたい方、遠慮なしにご相談くださいね。写真は日本ではじめて両側摘出し論文にした私の飼い猫です。 S.S