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犬の前十字靭帯断裂
15年02月08日
犬の前十字靭帯断裂は、後肢の跛行で比較的よく認められる病気です。外傷が原因になることもありますが、犬では、靭帯断裂の前に靭帯の変性が関与していることが多いです。したがって断裂することが多いのは運動量の激しい若齢よりも中高齢(5歳から7歳)とは言われています。ある報告では、2年以内に反対側の靭帯も損傷してしまう確率は30~40%であるそうです。また大型犬より小型犬のほうが、やや高齢で損傷を起こす傾向にあります。アメリカの報告では、大型の犬が多いので、前十字靭帯を切ってしまうことが多い犬種にロットワイラーや、ラブラドール、ゴールデンレトリバーなどを挙げておりますが、日々の診察の中で、ビーグルや柴犬も多い印象があります。断裂する原因は、まだ不明な点が多いのですが、遺伝や、免疫、形態的な問題が考えられています。ほかにも、肥満や膝蓋骨内方脱臼、内分泌因子も断裂を起こす原因とも考えられています。特に肥満は、約2倍、適正体重の犬と比較すると断裂しやすいようです。
また完全に断裂する場合と部分的に断裂する場合があります。診断は、触診やレントゲンで分かることも多いですが、関節鏡を用いないと分からないこともあります。
治療としては、外科手術ですが、体重や年齢、運動量などで手術方法がいくつかあります。
前十字靭帯の断裂は、治療しないと関節内がボロボロになっていきます。後肢を挙げる、肢をかばうなど、気になることがあればご相談ください。また普段から体重の管理には、こういう病気もありますので、気を付けていただきたいと思います。
M.N











