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高濃度ビタミンC療法とオーソモレキュラー医学

19年02月10日

当院ではリンパ腫などの腫瘍疾患は日常的に診られます。

腫瘍に対しての治療の第一選択は抗癌剤となりますが、+αとして高濃度ビタミンC療法が挙げられます。

高濃度ビタミンC療法がガン細胞を倒すメカニズムは以下のように示されています。

①血中のビタミンC濃度が上昇すると血管外へとビタミンCが滲出します。

②がん細胞がビタミンCを補給し、過酸化水素を発生させます。

➂この過酸化水素がガン細胞を倒すとされています。

高濃度ビタミンC療法は抗癌剤と比べて圧倒的に副作用が少ないため、抵抗なく開始できる点が有意です。

この高濃度ビタミンC療法は「抗癌剤を使ってガン細胞を倒す従来の考え方」というより「ガン細胞を治療するのではなく、足りない栄養を補ってガンの患者さんを治療する考え方」を支持しています。正常細胞を活性化させ、患者さんの生活の質を向上させる、オーソモレキュラー医学の考え方を参考にしています。

H.F