南が丘動物通信

7月10日 葉月会Webセミナー 麻酔・疼痛管理シリーズ 2 20年07月10日

酪農学園大学麻酔・集中治療科の伊丹 貴晴先生のシリーズセミナー第2回の講演でした。

今回は「カプノメータ・体温計 異常と対応」という題目でした。カプノメータは動脈血の血液ガス分析を行わずに換気状況を患者の呼気から把握できる装置で、麻酔中のモニタリングに欠かせないものになっています。

カプノメーターの測定の原理、測定時の注意点、どのタイミングで低換気を把握できるのかなどとても分かりやすい講演でした。麻酔の管理時にどこに注意して管理すれば良いのかとてもためになりました。

手術をする際には麻酔が必要で、ベストな管理をするためには測定機器と測定しているものがどういう波形や値が正常で、異常な場合はどう対応すればよいか分かっていなければなりません。

今回のセミナーで麻酔管理の理解がさらに深まり、日々の麻酔管理に応用していこうと思います。

Y.N