南が丘動物通信

7月28日 志学会セミナー 12年07月29日

甲状腺疾患について

今回は、犬、猫の甲状腺の疾患について講義、症例報告がありました。
犬では、甲状腺機能低下症、猫では甲状腺機能亢進症が多く認められます。
甲状腺疾患は一般血液検査等では異常値が出ないことも多いので、様々な一般状態も含めて疑っていく必要があります 。
たとえば、甲状腺機能低下症では徐々に貧血が進んできたり、心拍の低下や寒がりになったということも重要な情報です。
日々、健康診断等できちんと元気なときの正常値を把握しておくことが、早期診断に繋がります。