南が丘動物通信

1月11日葉月会セミナー 10年01月12日

消化器疾患とその内科的治療方法
亘 敏広先生 日本大学・生物資源科学部・臨床獣医学研究室教授
消化器症状とそれに応じた治療法を教えていただきました。
なかでも柴犬の炎症性腸疾患(IBD)についてのお話を興味深く聞きました。東京大学の大野先生の報告にもありますがやはり特殊なケースが多いようで、日本大学における柴犬のIBDの治療成績、反応などについて教えていただきました。柴犬ははじめから積極的治療していかなければいけないと改めて再認識いたしました。また猫の巨大結腸に黄色ワセリンを投与することもあたらしい知見でした。