南が丘動物通信

9月21日参加 iVEAT国際セミナー  08年09月22日

『胃腸器疾患の攻略法:専門医はここを診ている』
Kenneth W.Simpson, BVM&S,PhD Cornell University

10:00-12:00 嘔吐:原因は何か?(病歴の取り方と身体検査の注意点も含めて)
13:30-15:30 持続性嘔吐の対応法:ここをチェック 
16:00-18:00 犬や猫におけるヘリコバクター

犬や猫において、胃腸器疾患は日頃診察する機会が非常に多い疾患です。症状が一時的で早い段階で解決するものから、手術が必要なものや、命に関わるものまで状態は様々です。手術が必要な症例やクリティカルな症例は病歴聴取、身体検査、血液検査、画像診断を効果的に行うことでこれらの状態を鑑別し、迅速な原因の究明が必要となります。
ヒトではすっかり有名となったヘリコバクターですが、犬や猫の胃腸器疾患においても関連性が疑われています。今後さらに研究がすすみ関連性が証明されれば病気が事前に予防できるようになるかも知れません。