南が丘動物通信

1月27日 葉月会セミナー 09年01月28日

最近注目のリハビリテーションと理学療法の基本
HANDS FOR PAWS代表 森 めぐみ先生

椎間板ヘルニアなどの神経疾患や様々な整形外科的な疾患では手術が治療の第一選択となるものが多いですが、人間であれば当然のように術後のリハビリが行われています。しかし、動物ではリハビリという概念が特に日本ではまだ根付いていないのが現状です。手術と理学療法を組み合わせることで術後の回復が向上することは動物でもよく知られるようになってきました。当院でも椎間板ヘルニアの術後には鍼治療を行い、良い成績を得ています。今回のセミナーでは、用手によるマッサージを中心に教わりました。先生に犬のマッサージを実演していただきましたが、犬は気持ちよさそうに寝ていました。動物に対するマッサージを実際に見ることができて貴重な体験ができました。