最近のエントリー
- 2024年
- 2023年
- 2022年
- 2021年
- 2020年
- 2019年
- 2018年
- 2017年
- 2016年
- 2015年
- 2014年
- 2013年
- 2012年
- 2011年
- 2010年
- 2009年
- 2008年
5月18日 葉月会腫瘍学セミナー
カテゴリー:セミナー
13年05月25日
酪農学園大学 教授 廉澤 剛 先生
今回は胆嚢・脾臓の腫瘍の切除術に関する講義でした。胆嚢は肝臓で産生される胆汁を貯蔵・濃縮する臓器で摘出しても生活に大きな問題は起こりません。脾臓は,リンパ球の産生や造血機能,老朽化した血球の除去を司る臓器ですが,これらの機能は他の臓器で補完され得ます。脾臓は全摘出した場合バベシア症などの異常時における対応能力が低下するので,悪性腫瘍で無い疾患の場合は部分切除に留めた方がよいのですが,悪性腫瘍で無いという確定が困難であるため全摘出が選択されることが多いようです。先日,当院でも脾臓の全摘出術を行った症例があり,胆嚢・脾臓切除時の術者が注意しなければならない点を丁寧に説明してくださった今回の講義は非常に勉強になりました。
5月23日Vet Derm Osaka 皮膚科診療
カテゴリー:セミナー
13年05月23日
5月23日Vet Derm Osaka 皮膚科診療研修医制度参加
5月より、葉月会がVet Derm Osaka を設立しました。皮膚科の2次診療施設です。先生は、長年動物病院の皮膚病を研究され、獣医皮膚病学会を設立者の一人でもあり、東京農工大学の動物病院で皮膚病の2次診療をされてました岩崎利郎先生です。
そのような先生の診療を少人数でみることが出来るのはとても勉強になります。
今回も一般の動物病院ではコントロールが困難であった症例が2症例来院されていました。
1年間この制度に参加しますが、困難な症例を学ぶことで、獣医療に貢献できれば、と思います・
4月27日 臨床皮膚病学マニュアルセミナーⅡ
カテゴリー:セミナー
13年05月01日
葉月会 臨床皮膚病学セミナー
「非内分泌性脱毛症」
VetDerm Osaka 岩崎 利郎先生
今回は非内分泌性の脱毛症に関する内容でした。
非内分泌性の脱毛症の大きな特徴は痛み、痒みがないということです。よって、しっかりとした鑑別診断を行うことで治療をせず経過観察をしていくという選択をとることがあります。飼い主様にとっては不安になるかもしれませんが、動物にとっては一番安全な方法であるためです。我々にとってもそのような選択肢があるということは大変良い勉強になりました。