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最近のエントリー

9月29日 志学会セミナー

カテゴリー:セミナー

11年09月30日

動物病院のマーケティングを考える
MERIAL VET CLUB

 動物病院の数は年々増加しているとされており、2009年の調査では10.000に近い病院数があると推測されています。それは近年のペット人気によるものであると考えられますがその反面飼い主様が求めるものも幅広いものになり、そのニーズに応え患者さんに満足していただくためにも、動物病院にも経営学やマーケティングの考え方が非常に重要な時期となりました。病院と飼い主様の信頼関係をいかに築き上げるか、またそのためにはなにが必要か、そのヒントとなることを講義していただきました。今回のセミナーを活かしてよりよい病院となるよう励んでいきたいと思っております。

9月24日 葉月会セミナー

カテゴリー:セミナー

11年09月24日

犬の胸腺腫
酪農学園大学 廉澤剛先生

今回は胸腺腫を勉強しました。胸腺腫は胸に出来る腫瘍で、転移は稀ですが呼吸困難の原因になり得ます。また重症筋無力症を伴うことがあります。70%が切除可能との事ですが、胸部をあけることと、横隔神経が近くに走行しておりまた動静脈もあるため、注意が必要です。また胸腺腫が切除出来ないケースでは放射線での治療をすることがあります。切除ができれば、予後はそれほど悪いことはなく、後ろ向き研究では、他の原因で亡くなることが多かったとの事でした。

9月21日 胸部救急疾患の画像診断セミナー

カテゴリー:セミナー

11年09月21日

胸部救急疾患における画像診断


iVEAT総合診断センター長
アメリカ獣医放射線学会認定専門医

宮林 孝仁

胸部レントゲンの系統だった見方と肺の肺胞パターンと気管支パターンについて講義していただきました。レントゲンはそれのみで確定診断を下すためのものではなく、他の検査と複合的に考えるための鑑別診断を行うことが重要であり、次の検査に何を行なうべきか、どんな病気の可能性が一番高いのかといった順位付けを行うために読影をするということを学びました。

9月16日~18日 第13回日本臨床獣医学フォーラム年次大会

カテゴリー:セミナー

11年09月19日

9月16~18日に行なわれた第13回日本臨床獣医学フォーラム年次大会に参加しました。
各分野を専門とされている先生方の講演を聞き、最先端の獣医療を学ぶことができました。今後の診療に生かしていきたいと思います。

9月13日 iVEAT腹部超音波実習

カテゴリー:セミナー

11年09月14日

今回は、眼、関節、甲状腺の超音波検査について実習していただき、またこれまでの総括として実技試験、筆記試験を行ないました。総じて非常に内容が濃く、腹部超音波検査の上達と診断に対する自信に繋がる実習でした。

9月4日 志学会セミナー

カテゴリー:セミナー

11年09月04日

Up-to-date2011 犬の僧帽弁閉鎖不全症&猫の肥大型心筋症
日本獣医生命科学大学 獣医高度医療学教室
竹村直行教授

 犬の僧帽弁閉鎖不全症、猫の肥大型心筋症は犬猫の心臓疾患の中で最もメジャーな疾病であり、臨床現場で見かけないことはありません。それゆえ日進月歩に研究が進んでおり、新しい情報を得ることで患者さんへと還元できたらと考えております。竹村先生の講義はとても分かりやすく、患者さんへお伝えするべきことをしっかりと強調してくださるのでとても印象深い講義となりました。肥大型心筋症においてはピモベンダンが猫においても非常に有効であること、また血栓塞栓症における予後因子と対処法が特に勉強になりました。僧帽弁閉鎖不全症では治療開始に対するエビデンスや、あまり馴染みのない肺高血圧症に関する考え方を深めることができました。これからも最新の情報を積極的に得ていこうと思います。