南が丘動物通信トップ

カレンダー

2011年08月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

最近のエントリー

8月27日 葉月会腫瘍学セミナー

カテゴリー:セミナー

11年08月27日

犬の甲状腺腫瘍
酪農学園大学 廉澤剛先生

犬の甲状腺腫瘍への対処法についてご講演いただきました。甲状腺腫瘍は全身転移しても他の悪性腫瘍と比べると長期生存可能という点は非常に興味深く聞かせていただきました。また、手術時の上皮小体の温存法や、もし温存できなかった時の対処法は非常に勉強になりました。

8月9日 iVEAT腹部超音波実習

カテゴリー:セミナー

11年08月10日

iVEAT 宮林 孝仁先生

今回は、胃腸器系および膵臓の描出方法や描出された画像に対する解釈について実習していただきました。胃腸器系の超音波検査は、下痢や嘔吐の症状がある場合に非常に有用な検査となり、異物や腫瘍の存在の有無を確認するためには必須の検査となります。膵臓の超音波検査は、膵炎や膵癌を発見するのに有用です。今回の実習でこれらの描出方法を丁寧に教えて頂き、診断の精度の向上に繋がったと思います。

8月7日 ノバルティス 腎臓病パスートセミナー 2011

カテゴリー:セミナー

11年08月07日

DSCjin.JPG

対話形式で学ぶ IRISのステージ分類から実際の症例の診断管理
竹下 直行先生 (日本獣医生命科学大学 獣医高度医療学教室 教授)

今回は、パスートセミナーといって、講師から選択問題を提示され、受講者が、各自ボタンで答え、それを集計したものを使ってまた講師が解説していくといった、変わった形式の勉強会でした。受身だけではなく、自分も考え、また同じ場所にいる受講者の回答を見ることはとても勉強になりました。
今回は、腎臓病における、高血圧、尿タンパクのことを重点的に学びました。特に尿タンパクが検出される症例に対するアプローチ法は、勉強になりました。また血圧は、血液検査では分からず、ともすれば見逃してしまう問題でもありますので積極的に測定する必要性を感じました。
尿タンパクがでる病気は、診察でよく遭遇する疾患のひとつです。
症状がでないことが多いですが、重度だと、腹水がたまったり、血栓症を起こしたりする深刻な病気です。早期発見は、健康診断での尿検査だと感じました。

8月6日 葉月会皮膚科セミナー

カテゴリー:セミナー

11年08月07日

耳介と耳道の疾患
東京農工大学獣医内科学研究室
岩崎利郎先生

皮膚科セミナーシリーズの第1回目は、普段最もよく見られる疾患の一つである耳の病気について講義していただきました。
耳介の疾患の原因にはさまざまなものがあるため、それぞれに特徴的な症状を見分けて適切に診断する方法を学ぶことができました。また、外耳炎は非常に多い疾患であるため診断や治療がルーチン化しがちですが、病因や病態を正しく評価することの重要性を再確認しました。