南が丘動物通信

猫と狩り 20年11月20日

猫の飼育頭数はここ数年で急増しています。有名な動画配信サービスでも「猫、可愛い、癒し」と検索すると動画が山ほど見つかります。

そんな可愛い猫たちは健康上も公衆衛生上も室内飼育が推奨されていますが、まだ自由に野を駆け回っている飼い猫たちもいるのが実情。

ある飼い主さんの話、そんな外猫たちは時折ネズミなどの獲物をわざわざ見せに手元まで持ってくると言われます。狩りのできない飼い主さんへの教育でしょうか、はたまた母性本能による子猫(飼い主)への給餌の延長でしょうか。理由は諸説あります。

狩りをするのは本能によるものであり、たとえ空腹であったとしても狩りを行います。ある報告では4週間で400頭も狩ったとあります。

夜行性のため夜に狩りをするとも言われていますが、実際には捕食対象動物の活動時間によって狩りの時間帯は変わります。

屋外で本能のまま狩りを行うのも良いですが、悲惨な事故も多いです。

屋内での飼育をお勧めします。

H.F