南が丘動物通信

2月8日 犬の臨床病理シリーズセミナー 19年02月08日

検査データから学ぶ臨床病理学 血液化学検査4~肝臓編~

小笠原聖悟 IDEXX Laboratories, 小笠原動物病院

 小笠原先生の臨床病理学のセミナーは基本から立ち返るには本当に為になる講義です。肝臓病は人と同様に犬猫でも遭遇する機会が多いですが検査項目も多岐に渡り、その意味と目的を理解するのは非常に重要になります。

 猫のALP上昇は病気に特異的で甲状腺機能亢進症と肝リピドーシスの際に上昇します。またGGTが乳腺の疾患で上昇することは盲点で勉強になりました。講義の終盤は実際の症例での検査データを基に考察を重ねるのですが、講義で勉強したことがそのまま当てはまるため、講義+症例で二重に理解を深めることができました。症例は非常に重症で、いくつかの病態が複雑に絡まっていたため難しかったですが、私たちが出会うであろう患者さんでも同様に考察できるようにしていきたいと思います。

T.S.

2月2日(土)、3日(日)日本獣医再生医療学会第14回年次大会 19年02月08日

アットビジネスセンターPREMIUM新大阪で行われました。日本獣医再生医療学会と日本獣医再生、細胞医療学会と合併し一般社団法人日本獣医再生医療学会として発足した初めての年次大会でした。臨床家とアカデミアが力をあわせてますます進化できるようにしていこうと合併されました。テーマがご家族に笑顔を届けられる細胞療法を実施するには、というテーマでした。再生医療や免疫療法は新しい分野ゆえに間違った方向に行かぬよう、十分なエビデンスを蓄積して動物やご家族の方々に良い医療としてご提供できるようにしていきたいと思います。須藤獣医師が症例報告の発表「1歳で発症した両側水腎症に脂肪幹細胞療法を実施した猫の1例」で会長賞をいただきました。

S.S