南が丘動物通信

門脈体循環シャントの手術 16年10月08日

門脈体循環シャント(PSS)の手術の犬が今日退院しました。とっても元気です。ご家族の方がお迎えに来られて喜んで帰っていきました。脾静脈と後大静脈のシャントで左胃静脈が接近していたため結紮法を選択しました。部分結紮になったため2回目の手術が必要になります。1歳2カ月令での手術でしたが病気発見のきっかけは尿中の結晶に気が付いたとのこと。いい飼い主さんで良かったね。PSSでは食欲不振、多飲、肝性脳症とよばれる神経症状などがでることが多いのですが元気だったようです。白い糸で縛ってあるのがシャント血管です。2回目の手術は楽なのでまた頑張ろうね。RIMG3977.JPG