南が丘動物通信

9月21日 葉月会腫瘍セミナー 12年09月21日

骨肉腫
酪農学園大学獣医学部伴侶動物医療部門
廉澤剛先生

骨肉腫は大型犬に多く、進行性に痛みと跛行を呈する骨に発生する悪性腫瘍です。骨破壊とレントゲン写真の読影などの基本的な事項から、治療に際しての断脚と化学療法の併用の重要性などについて学ぶことが出来ました。疼痛緩和としてはビスフォスフォネート製剤が注目されており、当院でも一定の効果を得られると感じています。大型犬の跛行の原因はさまざまです、もし症状が見られましたらご相談ください。