南が丘動物通信

4月14日 モノリス主催セミナー 10年04月15日

すっきりとした肝疾患の考え方
宮崎大学 農学部付属動物病院 鳥巣 至道先生

今回は、血液検査の結果から肝疾患についてどのように考え治療していくべきかを講義していただきました。肝酵素上昇が必ずしも肝機能低下を意味しているのではなく、Alb、BUN、T-cho、Glu、NH3、TBAなどの結果から総合して肝機能低下があるかを判断する必要があることを再認識することができました。また、肝機能が低下している状態ではアミノ酸のバランスが崩れている場合が多く、不足している必須アミノ酸を補うことで状態の改善につながることがあることを教えていただきました。