スタッフによる診療コラム

10月25日 葉月会セミナー

08年10月28日

葉月会セミナー
〔よくある軟部外科〕 消化管シリーズ No3
酪農学園大学 廉澤剛教授

今回は、小腸、大腸の外科を習いました。小腸は、異物が多く、またその一部を切り取ることが比較的よく行われます。血管分布の考慮がとても重要なことで、そのコツを習いました。
大腸は、腫瘤で排便困難になることがあります。大腸は、小腸と異なりアプローチがとても困難です。様々なアプローチ法やそのコツを習いました。

10月23日 葉月会セミナー

08年10月28日

 葉月会セミナー
  「細胞診 その3」
 IDEXX 日本小動物医科学研究所 平田雅彦先生

今回のセミナーでは、炎症性疾患における細胞診を勉強しました。
化膿性炎症の急性期、慢性期や肉芽形成、感染性の細胞診等様々な細胞の見え方を習いました。
体表にできる腫瘤は日常ではよく遭遇し、判断に悩むことが多々あります。その中で、診るポイントを教わることができ、これからの診察に役立てていきたいと思いました。

10月26日参加セミナー

08年10月27日

第108回JAHA国際セミナー「腹部/軟部外科A」(外科科目)
講師:Dr. Stephen Baines (Royal Veterinary College, UK)

胃の手術、小腸の手術、大腸の手術
獣医療においても消化管の手術は数多く行われています。
その適応は様々で異物から組織生検の採材や消化管の腫瘍などがあります。
胃、小腸、大腸それぞれの部位に関する色々な術式に関して縫合法などの基礎的なことから術後の管理まで学んできました。

10月17日 志学会セミナー

08年10月18日

志学会月例会
「仔犬、仔猫の心雑音 ~検査から治療まで~」
東京農工大学 柴崎 哲 先生

今回は、主に仔犬の先天性心疾患における診断と治療について学びました。
先天性心疾患は、その種類・重症度によって手術適応可能なもの、不可能なもの、あるいは経過観察期間を設けても良いものと、対応は多岐に渡ります。
中には臨床症状を示さない個体も多く、仔犬の健康診断時に先天性心疾患の有無を早期に知る為、注意深く検査を行う事が非常に重要であるという事をご説明頂きました。
相手が仔犬である場合、特に注意を払って検査を行う様、心がけてゆきたいと思います。

犬のクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)

08年10月17日

クッシング症候群の症状は多飲多尿、多食、腹部拡張、運動耐性の低下、呼吸数の増加、肥満、脱毛などさまざまです。原因は下垂体の腫瘍または副腎の腫瘍により副腎皮質ホルモンが過剰に分泌されることによりおきてきます。アトピーの治療などに副腎皮質ホルモンを長期間にわたり与えることによってもおきることがあります。8歳以上の高齢犬に多く、犬種は限られておりませんが、シーズー、プードル、ダックスフント、ビーグルなどが発症しやすいと言われております。近年になり非常に増えてきた病気の一つです。下垂体の腫瘍では微小腫瘍が多く、ミトタンやトリロスタンによる内服療法が主に行われます。副腎の腫瘍では手術やトリロスタンによる内服療法が選択されます。診断はActh刺激試験などによる血液検査(コルチゾール)により行われ、高性能の超音波診断装置が分類、評価には必須となってきます。維持療法は血液検査の値により投与量をコントロールします。
発見が遅くなると心臓病、腎臓病、糖尿病などを併発することが多く、早期発見が望まれます。血液検査のSAP(アルカリフォスファターゼ)は早期発見の手助けになるため高齢犬は検診を受けられることをお勧めします。当院の長期治療例では7年をこえる犬もいました。

縫合糸肉芽腫

08年10月02日

手術の際に使用する縫合糸によっておきてくる組織反応です。
最近ダックスフントがふえることにより、問題がクローズアップされるようになってきました。ダックスフントに特に多く発症しますが、この犬種に限られたことではなく、他の品種でもでることがあります。
特に絹糸が問題になりやすいと言われておりますが、どのようなタイプの糸であっても、生体が異物として認識すればおきてしまうというやっかいなものです。肉芽腫の程度により、さまざまな症状を呈することがあり、肉芽を含む周囲の炎症、胃腸の炎症、消化管閉塞、背部や腹部における廔管の形成、皮下脂肪織炎、尿管閉塞など様々な症状をひきおこすことがあります。
治療は原因となっている糸の摘出と周囲のすべての肉芽組織を摘出することであり、副腎皮質ホルモンや免疫抑制剤が必要になることもあります。手術による発生頻度を下げるために、できるだけ炎症をおこすことのすくない吸収糸を使用すること、超音波メスのような糸を使わなくてもシーリングできるような特殊な外科器具を使用することが望まれます。避妊手術後に起こることが多くご心配な方はご相談ください。

10月1日 iVEATセミナー

08年10月02日

iVEAT夜間セミナー  「腹部超音波の基礎:ここから始めましょう」
iVEAT 宮林孝仁 先生

今回は、超音波検査の基礎を、教わりました。プローブの特性や、持ち方等、診断に欠かせない、きれいな画像を得るための基礎は、普段は忘れがちになってしまいますので、毎回気をつけなければならないと感じました。また超音波でチェックすべき項目を復習することで、正確でそして、素早い診断に繋げたいと感じました。

9月28日 中部小動物臨床研究会 

08年10月01日

村上 太朗 「フェレットの抗酸菌症の一例」
自見 史子 「犬の肝臓皮膚症候群の一例」
当院より2題発表いたしました。

学会での発表は、めずらしい病気を獣医師同士が勉強しあう場でもあり、治療が難しい疾患について他の病院や大学の先生の意見をいただける良い機会です。
また、ひとつの病気をより深く勉強することであらためて発見することもあります。

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