肛門周囲にできる腫瘍で最も多いのは肛門周囲腺腫です。去勢していない高齢犬に多く発生する良性の腫瘍です。アンドロゲンという男性ホルモンの異常によって刺激されて出てくるようです。多発することが多く、肛門周囲が腫瘍の自壊により化膿し、たいへんな状況になって連れてこられることもしばしばです。小さなものでは去勢手術により消えてしまうものもありますが、基本的には去勢手術と腫瘍摘出手術が必要になります。
雌の肛門周囲腺腫瘍は副腎での異所性のテストステロン分泌が起きている可能性があるために精密検査が必要になります。
肛門周囲腺腫は会陰部89%、尾7%、腹部3%の割合で発生します。
肛門周囲にできた腫瘍が肛門周囲腺癌の場合もありますので、発見された場合ぜひ動物病院に連れていくことをお勧めします。
なお、前立腺肥大、尾腺の過形成、会陰ヘルニアとともに去勢手術をしておくことにより予防可能な腫瘍です。若い時期の去勢手術についてもご考慮いただくことをお勧めいたします。
2010年03月
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犬の肛門周囲腺腫
10年03月10日
2月27日 葉月会セミナー
10年02月28日
症例検討会
酪農学園大学 廉澤 剛教授
今回は、
原因不明の鼻汁過多症・副腎腫瘍・腎嚢胞
など、多くのテーマについてご講義いただきました。
普段目にすることが決して多くない症例ですが、こういったお話を拝聴する事で
実際に当たった際に、迅速な判断ができると思います。
2月18日 葉月会セミナー
10年02月19日
肝疾患における血液化学検査と細胞診
アイデックスラボラトリーズ 平田雅彦先生
今回は、肝疾患の際に評価する血液生化学検査の項目にしぼって、生理学、生化学的性状などの基礎的なお話から臨床における応用的なお話まで幅広く講義していただきました。特に同じ項目についても犬と猫では評価の仕方が違うことを再認識できました。




