前立腺は雄犬の生殖器の1つで膀胱から尿道に移行していく部位にあります。
犬の前立腺肥大は未去勢犬の6歳以上の6割以上におこってくるといわれておりいわゆる老犬病の代表てきな病気です。人では尿道膀胱が圧迫され排尿困難がみられますが、犬では直腸が圧迫される排便障害や痛みや違和感を訴える、血尿を認めるなどが多く人間のように排尿困難は普通おきにくいと言われています。人の肥大は尿道側に肥大をし、犬の肥大は前立腺内側の組織に線維性または線種性の結節を生じ尿道側と反対側の外側に肥大をするためです。前立腺肥大の主な原因は雄性ホルモン(アンドロジェン)がきちんと分泌されなくなり雌性ホルモン(エストロジェン)との間の不均衡が原因とされています。また前立腺肥大と共に前立腺嚢胞前立腺膿瘍もおきることもあり、未去勢の高齢の犬では定期的に前立腺の検査をされることがお勧めされます。治療は雌性ホルモン剤による内科的療法や去勢手術がおこなわれます。内科的療法は雄犬の雌性化や肝炎、再生不良性貧血などの副作用が伴うこともありホルモン剤の常用はさけ、去勢手術が可能な場合は手術を選択すべきであると考えられております。
2009年07月
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犬の前立腺肥大
09年07月11日



