南が丘動物通信

志学会月例会 18年06月15日

非再生性貧血に対するアプローチ

大阪府立大学 獣医内科学教室

古家 優 先生

非再生貧血のうち血清鉄が上昇しているもの、2系統異常の血球減少症が認められるものは骨髄検査の適応症例です。

骨髄検査はあまり日常的に行われる検査ではないため、なかなか骨髄塗抹標本を見る機会も多くありません。骨髄検査の適応症例を確実に見極めることの大切さを症例報告を通して改めて感じました。

また、日々の診療の中で、血小板減少症の症例で骨髄穿刺を実施するか、いつ実施するかなかなか悩ましく感じています。その点についても、お話しして頂けて勉強になりました。

M.K

6月7日 葉月会救急疾患セミナ― 18年06月07日

Acquired Coagulopathy in the Emergency Room

Ronald H L Li 先生

UC DAVIS 救急専門医

 救急疾患としての凝固不全への対処方法について、具体的な症例報告をベースにお話ししていただきました

 たとえば、犬猫でも近年よく用いられている第10因子直接阻害薬リバーロキサバンですが、犬猫の血栓症の患者で用いる使用方法を、一方でヒトでもよく用いられている同薬を誤飲した際の凝固障害の対処方法について講義していただきました。

 救急患者におい特に凝固異常や出血性ショックなどの生命に関わるような状態の認識を率先して行うことの必要性を改めて認識しました。また、ヒトでよく用いられるようになった薬物については、犬猫はそのヒトの1020倍の容量で過剰摂取する可能性があることを意識する必要がありますね。

M.K.